化粧水が肌がしみる
普段のスキンケアで使っている化粧水が急にしみるようになってきたら、肌にとって危険な状態です。これはけっして脅しではありません。
化粧水に限らず、洗顔や美容液などのお手入れの時でも肌がヒリヒリするようになってきたら、年齢などが重なって徐々に肌質の変化もしみる要因です。
そんな刺激に弱くなって肌が敏感になった方のためにオススメの低刺激で肌質を変えていけるような化粧品をご紹介していますので自分の化粧品と比べてみて、自分に良くない成分、自分の肌に足りない成分が入った化粧品に変えてみるなど、再度見直していきましょう。
化粧水がしみる原因
化粧品に含まれている保存料、着色料などは安全性が比較的に高いといわれている化学物質でも、弱くなった肌にはあまり良くない成分になります。肌が丈夫な時ならばその刺激にも耐えられていたかもしれません、でも、人間の肌は徐々に老化していきます。
強い紫外線やチリ・ホコリ・PM2.5などの外部からの刺激から守るために人の肌に元々備わっていた肌のバリア機能の低下も化粧品がしみる原因のひとつ、そのバリア機能の低下は、肌の細胞を作り出し保湿効果ももたらすセラミドが老化によって生成する量が減ってくることによって起こる『肌の乾燥』が根本的な原因なのです。
「化粧品のが安いから」ということはありませんし、直接的なしみる原因ではないかもしれません。毎日使うスキンケアアイテムですので、なるべく低刺激で肌を守るセラミドなどの保湿成分が入っているものを選ぶことが、化粧水がしみないようにするために大切な事と言えます。
しみない化粧水を見つけよう
化粧水を始めとする化粧品が肌にしみる原因が主に『肌の乾燥』という事がおわかり頂けたと思います。
低刺激で敏感肌にも使える化粧品はたくさん販売されていますが、使ってみるとしみたりする場合もあって万人に効果があるとは限りません。実際にしみない化粧品を探すには具体的にどういったものを選べば良いと思いますか?
肌がちょっとした刺激でも敏感に反応するようになったら
数ある低刺激な化粧品の中から選ぶ方法として、まずは成分のチェックは必須です。その成分の中に取り入れたい成分となるべく避けたい成分をリストにまとめましたので参考にしてください。
取り入れたい成分
- セラミド
- ヒアルロン酸
- グリセリン
- スクワランなど
避けたい成分
- 界面活性剤系
ラウリル硫酸ナトリウム - 防腐剤系
メチルパラベン
フェキシタノールなど
エタノールには抗菌作用があるため、化粧品の品質保持のために使用されていますが敏感肌の人にはエタノールの配合量が多い化粧品はおすすめできません。防腐剤の中で低刺激なものはフェキシタノール・BGになりますが、この2つが組み合わされて使われている事も多いので、できるだけ低い濃度のものを選びましょう。DPG・PGは安価な化粧水に多く含まれているので注意
肌にしみない低刺激な化粧品のおすすめ
全ての方に『絶対安全』とは言い切ることはできません、少しでも肌にやさしい化粧品をご紹介させて頂いてますので、チェックしてみてください。いずれもトライアルから試せるものばかりなので、実際、肌に合えばレギュラーに切り替えていくのが最も良い方法です。使い切ったトライアルは旅行用としてボトルをとっておくのも意外と便利です。
【ORBIS】オルビスU
【高機能・高保湿】30代からのスキンケア
大人の肌の悩みへ的確にアプローチ。女性に対してのアンケートによると一人平均で9.7個の肌の悩みを抱えているという結果に。そのさまざまな肌の悩みに直接働きかけ集中的にケア。
肌の持つ本来の美しさを引き出してくれます。ローションのテクスチャーもやさしい感じの使用感は肌にのばした時の質感や驚きの浸透感。肌の奥まで浸透するから季節に関係なく今まで経験したことのない潤い感を得られると思います。
【ORBIS】オルビスユートライアルセット内容
- 内容量:1週間分(ブライトニングジュレウォッシュ20g・ローション20mL・日中用保湿液8g・夜用保湿液5g)
- 送料無料・30日返金保証
- 初回限定(定期)1,200円 (税込1,296円)
有効成分チェック
こんな方におすすめ
- 肌が敏感になってきた30~40代の方
- シミやシワも気になりだした方
【FANCL】アクティブコンディショニングベーシック
ファンケルのアクティブコンディショニングはこれまでの売上げ本数累計910万本!7秒に1本売れてるというだけあって、実績と実力十分な大人気化粧液と乳液です。 キーとなる成分は「アクティブセラミド」このセラミドが美肌のカギとなる美しい角層を育み、乾燥しがちな肌のうるおい保持機能もサポートしてくれるんです。潤いが不足した肌のすみずみまで美容成分をいきわたらせ、みずみずしい肌へ導いてくれますよ。
実際成分を調べるとセラミドの記載はありません、ファンケルはバリア機能を高めるために肌自らセラミドを作りだす力が必要という考えのもと、ナノ化セラミドとも言われているフィトステロールズとセラミドを作るために必要なたんぱく質「FATP4」を増やしてくれるマンニトールという成分が配合されています。
【ファンケル】アクティブコンディショニングトライアルセット内容
- ベーシック 化粧液 30mL(レギュラーサイズ)・ベーシック乳液 30mL(レギュラーサイズ)・マイルドクレンジングオイル 20mL・洗顔パウダー 10包・濃密もっちり泡立てネット+化粧ポーチ
- レギュラーボトルでたっぷり1ヶ月を試せて1510円です(通販限定)
有効成分チェック
ポイント
レギュラーボトル1本が30mlと小サイズで量が少ないけど大丈夫?と感じる方もいるかもしれません、これは防腐剤なしでも常に新鮮な状態で使い切れる量を設定しているため。
こんな方におすすめ
- セラミドの生成機能が衰えてくる30~40代の方
- 毎月のスキンケア代を抑えたい方
【小林製薬】ヒフミド
セラミドを肌に直接補充【ヒフミド】
皮膚に存在するのと同じ構造の天然型セラミド1・2・3を配合
国内のセラミド化粧品の中では群を抜くセラミド配合量。
天然のヒト型セラミドは角質層に浸透しやすく、肌のバリア機能をダイレクトに補うことができます。
【小林製薬】ヒフミドトライアルセット内容
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- 内容量:1週間分(マイルドクレンジング[メイク落とし]10g・ソープ[洗顔石けん]13g・エッセンスローション[保湿化粧水]20mL・エッセンスクリーム[保湿クリーム]4g・UVプロテクトベース[日焼け止め・化粧下地]0.5g×5包+花柄トートバッグ
- 初回限定(定期)980円 (税込・送料324円)
有効成分チェック
こんな方におすすめ
- 極度の乾燥肌のの方
- セラミドの効果をもっと実感したい方
化粧水がしみる肌にはやさしい無添加がいい?
実は、無添加を謳う化粧品が『安心・安全』ではないんです
無添加=良い化粧品とはいえません。『無添加』という言葉をよく聞くこともあると思いますが、言葉の響きはよいのですが言い換えるなら『悪くはない』です。
無添加の詳しい内容をご存知の方も少ないと思いますが、ここで説明する無添加というのは、皮膚トラブルを起こす恐れのある成分で防腐剤や着色剤といった石油由来の合成成分、自然界に存在しない合成化合物原料に香料を加えた合計103種類の旧表示指定成分のいずれかが入っていないもの。
勘違いしてはいけないのが、この103種類のうち『何の成分が入っていません』ということが示されているだけなのです。たとえば【パラベン無添加】という表示ならパラベンが入っていないということ。
極端な話、残りの102種は入っているかもしれないのです。
添加物のメリットとデメリット
添加物には、主に着色料や香料・界面活性剤・防腐剤・保湿剤などがあります。添加物の全てが体によくないものというイメージする方もいると思います。でも、添加物はデメリットだけではありません。メリットとなる必要不可欠なものもたくさんあります。添加物には可能性は低いけど肌荒れやアレルギーなどの肌トラブルを引き起こしてしまう危険性もあって、効果は高いけれど、肌に与える負担があるのがデメリット。メリットは、原材料が安く、製品を比較的安く作れる、化粧品などの劣化を防ぎ一定の品質で使えるといったメリットがあります。
成分をチェックすることが大切
化粧品に関しては一切の添加物を取り除くことはほぼ難しく、自分に取り入れたくない添加物をチェックして、少しでも肌に優しい成分が配合されている化粧品を選び、トライアルから自分の肌との相性を確かめながら決めるといいと思います。
オーガニック化粧品って実際どうなの?
戦前戦後の美しい女性たちの化粧品
化粧品がほとんど流通していなかった戦前戦後、女性の肌は綺麗だったと言われています。米や大豆などの穀物から発酵させ作られたものや野菜などを直接”化粧品の代用”として使い、それでもスキンケアが十分できていました。今のオーガニック化粧品というジャンルがこれに相当するのではないでしょうか。
オーガニックというワードでアピールしている化粧品でも、全ての成分が自然界に存在する成分のもので構成された純度100%の化粧品はあり得ません、化粧品は3年間(未開封)の品質保持が決められていますので、オーガニック化粧品でも何らかの保存料、防腐剤は含まれています。天然由来の防腐剤を保存料として配合されてるものは実際にはありますが、天然成分は化学合成成分と比べると保存能力が弱いので開封後などはなるべく早く使い切るのがベストです。
実は規定なし『オーガニック化粧品』『オーガニックコスメ』
現在、国内では『オーガニック化粧品』『オーガニックコスメ』とういうカテゴリーはありません。
どこまでがオーガニックなのか特に決まりがないのです。化粧品は医薬部外品に分類されますので全成分表示義務がありません、したがって医薬部外品と表示されてる化粧品の成分には特に注意が必要なのです。
全てのオーガニック化粧品が良質な原材料のみで作られ販売されているとは限りませんし、良質なものもたくさんあります。自分に合いそうで気になったオーガニックコスメを試す際も、全成分が表示されてるものの中から選ぶのが基本です。
オーガニック化粧品の国際基準
国際的なオーガニックの認証基準に準ずるとすると
石油由来成分を一切排除すること、食物原料のうち95%をオーガニック植物にすることが定められていいます。農薬などが使用されていないオーガニック植物は通常栽培された植物と比べて抗酸化力が高いとされ、160%以上の効果があるという報告もされています。
国際基準を大幅にクリアする化粧品
本当の意味での無添加化粧品
無着色料無香料無鉱物油パラベンフリー石油系成分石油系防腐剤